前回の座談会に引き続き、『消滅都市 オリジナルサウンドトラック vol.2』に収録されている楽曲について、加藤浩義と川越康弘の両氏に存分に語り合っていただくべく、お忙しい中改めてお集まりいただいた。
対談収録を行なったこの日は、ちょうど『vol.2』収録曲のすべてのマスタリングが終わり、気持ちの上でも『消滅都市』の作業が終わっていく実感がじわじわと押し寄せてきているタイミングであった。
ここはぜひともこれまでの制作期間のことをあれこれと思い出していただきながら、前回同様和気あいあいと収録したいと思いつつ、インタビュアーは録音マイクの電源を入れた……のだが、そのためには乗り越えなければならない壁があった。
―― (苦笑しながら)一緒に食べられなくて残念でした。
―― 加藤さん加藤さん!傷口に塩を塗ってますって!(笑)
―― 川越さんもなんて声出してるんですか!(笑)
―― は、いや、まぁ、はい、そうなんですけども(苦笑)
―― すみません美味しかったです!
―― (よし、今だ!)はい、それではこのあたりでそろそろ始めたいと思います(笑)
改めまして、今日もお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございました。
前回はたくさんお話を聞けて大満足でした。今回もどうぞよろしくお願い致します!
普段から冗談を言い合える間柄だからこその応酬に若干翻弄されつつも、気付けば前回同様、笑顔の絶えない対談をスタートさせることができた。今回もたっぷりと、作曲家両氏の想いとこだわりをお届けしたい。